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語学は記憶ものなのか?知らず知らずに記憶主体の勉強をしていませんか?翻訳会社を35年経営し、13ヶ国語のべ2万人の外国語のプロを育てた猪浦道夫の入門セミナー

今更言うまでも無いことですが、
外国語を身につけるには
理解と記憶がとても大事です。

そう分かっていても
様々な理由で私たちは
記憶を主体にした学習方針を採ってしまいます。

「とりあえず沢山記憶すれば
理解は後からついてくる」ということになっています。

ほとんどの人が記憶優先の方針で学ぼうとする。理解は後からついてくるということになっている。

それは学校での学習方針に
影響されているところが
少なからずあるでしょう。

実際、記憶を主体にした学習方針のほうが
子供を教育するためには有効でしょう。

それは、子供は論理力が無いために
記憶することしかできないからです。

子供は論理が分からないから記憶するしかない

しかし、大人を教育する場合に
これが本当に一番効率的かは疑問です。

実際、大人になると
様々な体験を通して
記憶を主体にした学習方針に
非効率を感じて挫折してしまいます。

効率悪く感じてしまい、挫折しがち

一方で、大人は論理力が育っているために
理解を優先して学ぶことが可能になっています。

大人は論理が分かるので理解を優先できる

少なくとも西洋言語は
多数の有能な学者によって
その特徴や構造が解明されていて
まとまりのあるものになっています。

ですから、記憶を主体にする場合の量に比べれば
理解しなければならないことは非常に少なくなっています。

また、ある程度の理解が先にあれば
覚えなければならないことも非常に少なくなります。

理解しなければならないことは非常に少ない。理解が先にあれば記憶は非常に楽で少ない。

記憶を中心とした学習方針は、
多くの人がすでに何度か体験したことがあり
その方針で教える場も多くありますので
取り付きやすい事は確かです。

ただ、忙しいが言語を必要とする人には
時間をかけずに素早く実用レベルに達する必要があります。

実用レベルとは
応用できる言語の知識(言語への理解)が十分にあり、
必要な(専門的な)語彙と概念を知っている(記憶)
という状態です。

日常会話を知っていたり
使わないような語彙を知っていることではありません。

十分な理解と適度な記憶があれば実用レベルと言える

この様な学習方針を持って外国語を学ぶと
比較的挫折することも少なく
非常に速く実用レベルに到達することができます。

インターネットや辞書が充実している現代では
調べることさえできるならば
記憶の相対的な価値は下がっています。

論理力のある大人にとっては
語学は記憶よりも理解のほうが
優先されるものといえるのではないでしょうか?

ポリグロット外国語研究所 所長
猪浦道夫

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